マルシン製エアガン M1カービン です。
今は我が家に置いてありますが、弟が買っていたものです。
2丁あって、上が古くて下が新しい・・・古いものはたしか弟がまだ大学生の頃に買ったものかと・・・新しいほうは弟が埼玉にいる頃に買ったもので、年代によって多少仕様が異なっています。
オレはライフルとか長物に疎く、M1カービンのメーカーすら知りません、よって少し調べてみましょう!
M1カービンは40年代初頭に開発された銃で、開発元はウィンチェスター社!?
当時、後方部隊用の警備用火器は、小銃だと取り回しにくい、短機関銃だと重く射程が短い、拳銃は威力が低い、と言う問題があったそうで、小銃と短機関銃の中間クラスとして警備用・自衛用の火器として開発されたそうです。
いわば現代のPDWの先駆けですね!
短い全長と軽量な事から取り回しがし易く、オートバイ兵や空挺部隊にも支給され、敵対する国の兵士も鹵獲したこの銃を好んで使っていたとか・・・。
小銃と短機関銃の中間クラスを目指したって事で、開発当初はフルオート機能もあったそうですが、性能面の不安からセミオートになったそうです。
時代に応じ、様々な派生型やカスタムが施されながら長く警察や軍隊で使われており、現在でも民間用で使われるなど、高い評価を得ている名銃です。
昭和の刑事ドラマや、特撮番組にも出演が多いそうですよ!(笑)
さて、そんなM1カービンのトイガンですが、金属部品を多用し、木製ストックを装備したリアルな外観が目を引きます。
ただ・・・フロントサイトと(おそらくは)銃剣を取り付ける部分でしょうか?ここはプラ製、それがちょっと悔やまれるところです。
新旧の違いのひとつ、カートリッジです、右のプラ製が古いほうで、左の金属製は新しいほうのM1です。
マガジンにもちょっとした違いがあります。
ちょっと見えづらいですが、ボルトを引いてカートリッジを装填しようとしているところです。
レバー根元の小さな突起を操作する事で、オープン状態で保持することができます、レバーを少し引くとリリースされ、ボルトが閉鎖されます。
カートリッジタイプの醍醐味は「見える」ところ!カートリッジが金属製になった事でよりリアルな雰囲気を感じられます。
ボルトの引き具合はけっこう重め!他のもこんな感じなのかなぁ〜。
古いほうの銃は長い間全く弾が飛ばなかったんですよ!
10年ぐらい前に「ちょっと見てみよう」と思って時間をかけてみたんですが・・・原因がわかりました!
上部カバーのすぐ下にHOP調整用のネジが隠れているんです、このネジがかなり閉まった状態だったんです。
調整すればいい事なんですが、調整するにはネジを緩める必要が・・・そうするとカバーにあたり、カバーが取り付けられなくなるんです。
カバーが取り付けられなくなるので、「きっとこのネジはここまでなんだ」と思い込んでいたんですねぇ〜、実際はその位置でもBB弾への干渉が強すぎて、結果飛ばない・・・って風になってしまっていたんです。
カバーの内側を削り、ネジを最大まで緩める事でけっこう飛ぶようになりました!
このあたりもマルシンさんっぽいなぁ〜(笑)
先日写真を撮ろうと手に取ったところ、新しいほうの銃が・・・あれ?ボルトが妙に軽い・・・分解してみたら、ピストンのケツについているとっかかりが折れてしまっていました!
うぅ〜ん、これではピストンを下げられん!そう言えば弟がそんな事を言ってたなぁ〜。
と言う事で、新しいほうのM1カービンは今、飾り銃となっています!(笑)
これは古いほうのM1カービンです、マズルの塗装の剝げがプラモで言うところのハゲチョロっぽくていい感じです!!
このM1カービン、現在はマルシンさんからガスブローバックガンとして販売されています。
口径も8mmにサイズアップ!マガジンも大きくなって装弾数も15発にアップ!!
ただ・・・ケースレスなんですよねぇ〜、でもマルシンさんの事ですから、そのうちカートリッジ方式になったりして!
その時は、ウィンチェスターのレバーアクションライフルもお願いします!!
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