いやぁ風邪引いて死んだ死んだ! 夜勤明けの休みにいきなり熱!そのまま布団に寝込み会社を三日間も休むハメに・・・。
で、無事風邪も治ったので先輩夫婦と4人で温泉に行ってきました! 場所は広島の吉和ってところにある 潮原温泉 です。
ここの湯は入ってよし、飲んでよし、食べてよし、ってもんで、館内の料理その他諸々には全て温泉水が使われているらしい、その温泉の効能は 快食、快眠、快便 だそうだ! うんうんなんとも頼もしいではないか!!
実は岩国で生活してた頃、実家に帰るのにこの温泉の前をいつも通ってていつか立ち寄ろうと思っていたもの、こんな風に機会が巡ってくるとは・・・わかんないものである。
さて、建物は平成12年にリニューアルしたのでけっこう新しい、館内はバリアフリーで部屋も落ち着いた雰囲気、しかし・・・やはり風呂だろう! ここのお風呂は5階にあって展望露天風呂である! 露天に浸かれば目の前に広がる絶景!青い空と灰色の山並みが水墨画の様相である。
贅沢を言えばもう少し雪が欲しかった・・・雪景色を望んでの露天風呂ってやつを見込んでこの時期にしたのだが・・・ちょっと解けて少なかった。
けど、ぬるめのお風呂は長湯をしても疲れず、なんだかんだ言いながら一時間は入っていたようだ!
お風呂の後は食事である!温泉旅館の醍醐味はこれに尽きる!!潮原温泉は8千円〜1万円のコースがあり、我々は1万円のコースを! 予約時に懐石のコースにしてもらったんだが食卓には何故かでかい鍋が・・・シシとカモの合い鍋という事なのだが、ここって基本的に鍋がメインじゃぁないんだろうか?
でも、料理は素朴ながら美味しいものばかりだった。 ヤマメのセゴシは初めての味だったけどけっこういけたぞ!
料理が美味いとビールも進む!広島って言うと地酒は「酔心」、熱燗でもらうこの酒が又事の外美味い!
食堂は8時までなので、後は部屋に帰って宴会じゃぁ! ふぅ、よぅ呑んだ!!
翌朝は目覚めもすっきりと二日酔いも無く・・・これも温泉水のおかげだろうか? って事を考えながら朝風呂へ!朝から入る露天もこれまたオツなもので、ついつい長湯してしまう。
ここの宿は今年から10名以上宿泊客があると、イベントとして餅つきをしてくれるそうだ。 朝飯を食べてたらなにやらペッタンペッタンと音が!客にもつかせてくれるそうで、杵と格闘している女の人がいた!
搗き上がった餅はキナコとあんこをまぶして頂く、この地方ではあんこをまぶした餅を「ぬりこ」と呼ぶらしい、私の故郷では「こぶか餅」である。
搗き立てのお餅は美味しいのだが・・・朝飯の後って事でちょっと苦しかった。
さて、精算である!いったいいくらだろう? え?4万9千円?一人12500円ってところですか!昨夜あれだけ呑んで、部屋の冷蔵庫のビール空にしたのにこの料金!いやぁ良心的ですなぁ、これなら又来てみたくなるってもんです!!
周りには何もない里山の一件宿!しかし露天は絶景料理は絶品!!しかも明朗会計!!!世俗の垢にまみれたら一度潮原温泉に来てみてはどうでしょう!
そういえば、夕食の鍋は夏には何になるのだろう?
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